この記事では楽天証券でのETF(上場投資信託)の買い方を写真付きで詳しく解説します。また、ドルで買うメリット、デメリットも解説しますので参考にして見て下さい。
ETFってなに?という方はこちらをご覧ください。
ETFの積み立てについてはこちらを参考にしてください。
アメリカの株式に投資する。これだけ聞くと「なんか難しそう」「めんどくさそう」そう思うかもしれませんね。
でもほんとに簡単なんです!
この記事では
・投資に縁がない
・完全初心者でも大丈夫なように
・実際の写真を使って説明します。
難しいイメージの株式投資ですが、実は誰でも簡単に始められるんですよ。
今日この記事から、資本家デビューしてみよう。
資本家とは大袈裟と思うかもしれませんが、誰でも最初は少しから始めるのですからコツコツ資産を増やして行きましょう。
記事の通りにやったらだれでも米国ETFを始められるから安心してね!
買いたい銘柄を検索する
①楽天証券のホームにログインする。
まだ証券口座をお持ちじゃない人は証券会社の口座を作りましょう。この記事では楽天証券の画面で説明します。
②ホーム画面の検索欄に買いたい銘柄名を入力する。(通称でいい)
※今回は人気米国ETFのVYM(バンガード・米国高配当株式ETF)で説明します。SPYDなども同じ買い方なので安心してください。
銘柄の正式名称が出てきたらクリック。
③銘柄の詳細画面が出てきますので買い注文をクリックする。
買い付け可能額が表示されます。
※1 楽天銀行とマネーブリッジで連携されているので楽天銀行にある残高分買い付けできます。
※2 外貨とはドルのことです。この場合は116ドル分買えますよってことですね。
注文画面の説明
下図をもとに説明します。
☆1 買いたい株数を決める。
☆2 注文方法
注文方法には「指値注文(さしねちゅうもん)」と「成行注文(なりゆきちゅうもん)」の2種類があります。
『指値』注文とは、希望価格を指定して注文を出すことをいい、「いくら以下で買いたい、またはいくら以上で売りたい」という時に使う注文です。(マーケットの動きで約定しない場合もあります。)
※ 指値注文の特徴は、買い注文であれば指値以下の株価、売り注文であれば指値以上の株価にならなければ、絶対に注文が成立しないという点にあります。
また、指値注文のときは期間も設定することが出来ます。
『成行』注文とは、値段を指定しない注文方法です。
取引時間中に成行の買い注文を出すと、そのときに出ている最も低い価格の売り注文に対応して、即座に注文が成立します。同様に成行の売り注文の場合は、最も価格が高い買い注文に対応して、注文が即座に成立することになります。
ただし、注文が成立するまでの間、株価が変動することもあります。その場合はより高い株価で買ったり、より低い株価で売ったりする可能性も生じます。
指値注文だといつまでも買えない・売れない可能性があり、成行注文だと高い株価を注文したり、安く売ったりする可能性があるので、どちらもメリット・デメリットがあります。
ぼくは成行で確実に買うのがいいかなーと思うよ!
☆3 予想受渡代金
予想受渡代金とは手数料と為替レートを加味した値段です。
☆4 為替レート
現在の為替レートが表示されます。米国ETFに投資する場合、為替レートの値も意識しなければいけません。
☆5 口座区分
上場株式等の売却益にかかる課税については、原則として確定申告が必要です。この確定申告における事務負担を軽減するために「特定口座」があります。
一般口座を指定した場合、確定申告をしなければいけません。
初心者は特定口座を選択して源泉徴収ありを選択するのがいいでしょう。
給与以外の所得が20万円を超えた場合は確定申告が必要になります。
また、米国ETFで得た配当金にはアメリカと日本で二重に課税されるので確定申告で【外国税額控除申請】すれば外国で源泉徴収された税額を控除することが可能です。
☆6 決済方法
円で買うか、ドルで買うか選択します。
☆7 自分で設定した暗証番号を入力します。
注文内容を確定するボタンをクリックして、確認画面に行きます。
確認画面で各種確認したら「注文する」ボタンをクリックして終わりです。
意外と簡単だったでしょう?これだけでアメリカの株式が買えるんです!
ドルで買うのか?円で買うのか?
米国株を買おうとすると、円貨決済か外貨決済を選択することになります。ここで、どう違うん?と立ち止まるでしょうから説明しておきますね。
結論から言うと外貨決済のほうがおすすめです。
円貨決済は円のまま購入できるのですが、円を証券会社がドルに変換して購入しています。そして証券会社が指定した為替レートにもとづく値なので、外貨決済に比べて高くなります。それにくわえ、決済のたびに為替手数料を支払うこともデメリットと言っていいでしょう。
外貨決済は証券会社を通して円をドルに両替しておき決済する方法です。なので自分の好きなタイミングや、為替レートが下がった時にドルにある程度変えて保有することで、円貨決済では決済のたびに払う手数料を最小限にすることができます。
デメリットとしては外貨決済は両替に時間がかかることが多いです。証券会社によって違いますが1日くらいかかるのことが多いです。円貨決済だとすぐに買えるので、今すぐ買いたい人は円貨決済でいいでしょう。
ドルを保有する意味
円との資産分散になる。円安が進む今、ドルを保有することのメリットは大きいと言えるのではないでしょうか?
米国株ETFは配当金とドルになるので、貯まった配当金でまた株を買い増しすることにより資産成形を早めることができます。
つまり利益や配当金で得たドルをすぐに円に変えるわけではないので為替リスクが減ることになります。しかも円安が進めば円の価値は下がることになるので、円だけ持っていることは下がり続ける資産しか持っていないことになるんです。
これはぼくはけっこうショックだったんですが、日本という国はドルを大量に保有しているそうです。これはつまり円安が進み、日本円の」価値が下がるほど国は潤うってことなんですよ。そんなバカな話ないですよね。
コメント